じゅくちょうがえるのじゅくちょう日記 #慶真塾


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Little Birds~戦火の家族たち

綿井 健陽というジャーナリストがいる。アジアプレスの人。イラクからの現地報告の映像をちょっとでもニュースで見たことがある人なら見たことがあるに違いない。綿井さんは最近ブログを始めた。→ここ。So-netのブログ。古田に負けずに頑張って欲しいと思う。

リトルバーズの公式サイトは→ここ

新宿のK's Cinemaで先日の火曜日に見た。朝8時過ぎに起きて新宿まで行った。DVDにそのうちになったとしても家でねっころがりながらお菓子を食べながら見るような見方をしたくなかった。撮影するもののまなざしがカメラを通して伝わってくる映画。テレビワイドショーの画面にありがちな興味本位の視線ではない。そこに感じるのは、イラクの戦争被害者たちの日常生活に入り込む撮影主体が反射して・・・映画を見るものにも共有される。撮影主体が被写体になっているイラクの市井の人々と関わりを築いているからこそ得ることの出来る映像だと思う。

人間とは何か。戦争と人間について深く考えさせられる。訳知り顔に何かを語ることを躊躇する。特に思い出すシーンを一つあげるならば、パキスタン系のイギリス国籍の女性が戦車に向かって叫ぶシーン。

How many children have you killed?

彼女は「人間の盾」としてイラクに入った人だとのこと。バクダッド陥落の瞬間に米軍の戦車に向かってたった一人で英語で叫びながら抗議をする。命知らずの行為であることが画面を通してもひしひしと伝わる。抹殺されて語られること無い死を迎える危険だってあるのに彼女は叫ぶ。

この映画を見た友人との会話。ただひとつ印象に残る場面を切り出すとすればどこか?究極の1シーン。彼は私と違って自衛隊の駐屯地の様子をあげていた。イラクのほかの地域の映像と違ってサマワの自衛隊の様子はどこかまったりとして「和んで」いるように見える。そこの映像だけが前後のファルージャその他の映像とは違うのだ。明らかに異質なのだ。自衛隊員が食べる食事について合同取材の記者達の前でデモンストレーションとして食べるシーン。

Little Birds、もしも一場面だけあげるとしたらどの場面?これはお題としては面白いかもしれない。様々な意見があるだろうが、あの映画を見た人ひとりひとりに問いかけてみたいと思う。
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by RelaxAndGo | 2005-06-25 15:01 | 社会科